偏差値

偏差値は絶対ではない

大学受験と偏差値。受験する大学を決めるときの絶対的な尺度として考えがちですが、あくまでも、目安のひとつです。模擬テストなどを受けると、「平均点」「標準偏差」「偏差値」などが記された結果通知が返ってきます。

数字に一喜一憂しがちですが、偏差値だけを見て、「これなら大丈夫」とか「自分はダメだ」なんて決めつけてはいけません。

ちょっと整理してみましょう。【01】平均点...全受験者の得点の合計を受験者数で割ったもの。【02】標準偏差...それぞれの受験者の得点のバラツキがどれくらいかを示したもの。【03】偏差値...各受験者がバラツキの中でどの位置にあるかを示すもの。

試験問題や難易度によって、受験者の「平均点」は、上がったり下がったりします。試験問題や難易度のバラツキを同じ基準(スケール)に当てはめて、「平均点を50点にそろえて」、個人ごとに点数を示したのが、「偏差値」です。

平均点が同じでも、受験者の点数のバラツキが大きい場合と小さい場合とでは、偏差値は違ってきます。バラツキが小さい場合は、偏差値の差と実力差はあまりありませんが、バラツキの大きい場合だと、偏差値の差と実力差は大きくなります。

このように、偏差値は、試験ごとにバラツキが生じるものなので、「絶対視」するのではなく、あくまでも、大学を選ぶさいの「目安」として考えることが大切です。受かるかどうかの「占い」ではありません。

学力や偏差値だけで決めるのではなく、大学卒業後、社会人として、活躍できるだけの人間として(その大学で)成長できるだろうか、そんなふうに考えてみることも必要です。

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